不法就労外国人を続々逮捕 Gov’t cracks down on illegal foreign workers
JUGEMテーマ:海外生活
今年後半になって不法就労外国人の逮捕が急速に進んでいます。
特に中国人の逮捕がダントツです。オンラインギャンブルセンターと言われる中国人目当てのオンラインでのギャンブルに関する不法就労が目立っています。
パシグ市で78人の中国人が逮捕されましたが、これもオンラインギャンブルです。またクラーク、アンヘレスで170人もの中国人がオンラインギャンブルで逮捕されています。
もちろんこのオンラインギャンブルだけでなく、ビノンドでの取締で81名の外国人が違法に商品を販売していたとして逮捕されています。チャイナタウンの庶民的なモールに行けば、おびただしい数の中国人の店があります。ここには不法就労の外国人が山程いるでしょうね。
多くの中国人労働者が観光客として到着し、移民局と様々な機関が発行した労働許可証または雇用査証にビザを変更すると言われています。
バクラランのショッピングモールで不法就労外国人が46名逮捕されましたが、中国人だけでなく、バングラデッシュやパキスタン人も含まれています。
2017年には不法就労で逮捕された外国人は173名でしたが、2018年はもう393名逮捕されています。この不法就労は上院でもかなり問題視されていて、ヴィラヌエバ上院議員やポー上院議員が積極的にこの件に関与しています。
ドゥテルテ大統領もこの不法就労に言及しましたが、事は慎重に行われなくてはならないと発言しています。中国にもフィリピン人労働者がかなりの数存在していることに憂慮したものとみられます。
ソーシャル・ウエザー・ステーションの2018年第三四半期の調査によれば、フィリピンの失業率は22%、成人失業者は980万人に達するとの結果が出ています。これでは外国人不法就労に対して厳しくしないと世間が納得しないでしょうね。
2015年から2017年にかけて外国人に発行された労働許可証は115000人に交付されましたが、そのうちの52000件は中国人に交付されています。ほぼ半分近いですね。
自由労働者連盟(FFW)は「数十万人の中国人労働者の流入は、雇用だけでなく国家安全保障にとっても危険です」と述べています。
リサ・ホンティヴェロス(Risa Hontiveros)上院議員は、「中国人労働者の流入は、国の主権と経済に対する攻撃である」と述べました。
日本の議員さんたちもこのくらいの事言えないのでしょうかね。
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