2012.12.31 Monday 09:56

日本在住フィリピン人向けフリーペーパー 2

前回は在住フィリピン人向けフリーペーパーの「スタースタジオ」をご紹介しましたが、今日は他のフリーペーパーもご紹介しようと思います。

最初にKMC「ケイエムシー」をご紹介します。この雑誌の特徴は毎号日本の観光地や名所旧跡を特集していることです。日本の文化、フィリピンの文化に関する記事が多いようです。

この雑誌は基本的にタガログ語で書かれています。日本人にはなかなか読めないかもしれませんが、日本語のページもあります。フィリピンの出来事や事件など興味深い記事が掲載されています。熊野古道の紹介などなかなかですね。全カラー約50ページで読み応えあります。

次にジプニープレス「Jeepney Press」、タブロイド版の新聞で約30ページ、やはりフィリピンと日本の文化をかなり深い所で紹介している。英語とタガログ語で書かれています。フィリピン大使館関係の記事や、各地のイベントの紹介などがメインだ。

最後はフィリピンダイジェスト「Philippine Digest」、美容、ファッション、料理や特集など約40ページ全カラーで英語とタガログ語で書かれています。かなりコンパクトにまとまっています。勿論ゴシップ記事もあります。

日本人とは違った目線で書かれているこれらのフリーペーパー、フィリピン人にとっては大切な情報源。また違う視点から書かれた記事はなかなか興味深い。皆さんも一度読んでみて下さい。

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2012.12.30 Sunday 10:20

日本在住フィリピン人向けフリーペーパー

昨日、マニラのフリーペーパーをご紹介したが、正直言ってあまり充実しているとは言えない。もちろん個々の雑誌は良くできているのだが数がやはり少ない。あと1,2誌あってもいいと思う。

セブのフリーペーパーはご紹介しなかったが、セブポットというフリーペーパーが出版されている。この雑誌ももう何年になるのか、5年くらい続いていると思う。かなり充実した雑誌で、現在は単なるフリーペーパーの域を超えて、セブでの新しい総合ビジネスを模索しているようだ。
在住フィリピン人向けのフリーペーパーだが、かなりの数があるが、その内の代表的な雑誌をご紹介しよう。なかなか豪華な雑誌ですよ。

それは「スタースタジオ(StarStudio)」この雑誌は日本で言う芸能雑誌なんですね。古くは日本にも「明星」などという芸能雑誌もありましたね。とにかくスターの写真、近況、インタビュー、ゴシップと満載です。全ページカラーで100ページくらいあるんです。
実はこの雑誌はフィリピンでは100ペソで売られています。そうです市販されているんですでもこの雑誌が日本では無料。これに飛びつかないフィリピン人はなかなかいないでしょうね。これが実際に市販されているバージョンです。
日本のものはJAPAN EDITION(日本版)と表紙にあり、[FREE 無料]とも書いてあります。中の記事は基本的に英語で書かれていますので、ちょっと英語のわかる人なら読むことができます。美人度の高いフィリピンですから中の写真を見ているだけでも楽しいです。
日本版とフィリピン版の違いは、日本版は日本のトピックが掲載されていることです。もちろん広告も日本でフィリピン人向けに商売をしている会社が掲載しています。
結構、調子に乗っていろいろと中の写真をお見せしましたが、女優や歌手の写真もさることながら、「スターのお宅訪問」的な記事もあり、こんな家にすんでいるのかと結構楽しめてしまいます。
まあ一度どこかで探してみてください。フィリピン人の集まるところで配布したり、置いてあったりします。

マニラに住んでいる限りは100ペソ出して買うしかないですけど。

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2012.12.29 Saturday 09:57

マニラのフリーペーパー

 日本では当たり前のごとく街中に溢れているフリーペーパー。外国にも日本人が良く行くところには日本語のフリーペーパーが並んでいる。大体は地元のレストランや観光案内所などに置いてあることが多い。

マニラにもそんな日本語のフリーペーパーがある。日刊マニラ新聞社が出しているNAVI MANILA(ナビマニラ)と「よるナビ」、そしてPrimemedia社(プライムメディア社)が出しているPRIMER(プライマー)の3冊が良く見る雑誌だ。

ナビマニラの主要記事は「アンティポロでアート体験」。フィリピンの美術館&ギャラリーめぐりと題し、ピント美術館を取り上げている。そしてカーサ・サンタ美術館、これは個人の美術館です。

またビコールエクスプレスの記事も掲載されている。ビコールエクスプレスはマニラから南カマリネス州のナガの先まで現在運行されている。日本の寝台特急「北陸」がこの路線を1日1往復している。

同じ日刊マニラ新聞から出ている「よるナビ」もほとんどがカラオケの広告でできている雑誌だが、「プエルトガレラへようこそ」などというダイバーや観光客向けの記事なんかも書いている。
この号は創刊号だが、もう2号も上梓されているはずだ。筆者はまだ手に入れていない。この号で結構興味深い記事があった。「ゴーゴーバーのお嬢さん104人に聞きました」という
記事ですが、かなり突っ込んだ質問などしていて、面白かった。

お次は「プライマー」、創刊してかなり年月が経つ。この号の特集は「勝負店はジュピター」と言う記事。ジュピターのオシャレなレストランを紹介している。
どの雑誌も巻末に地図が付いている。しかもそれぞれエリア別に掲載されているので、場所の特定が容易にできる。あまり現地に詳しくない人でも行き着くことができるでしょう。
是非どこかで手に入れてみてください。

ちなみにそれぞれのURLを記載しておきます。
ナビマニラ http://navimanila.com
プライマー http://primer.ph

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2012.12.28 Friday 08:08

フィリピン経済の強さ 5 

12月26日にフィリピン株価総合指数(PSI)は今年38回目の過去最高値(5832.83)を記録した。先日もお伝えしたようにS&P(スタンダード&プアーズ社)がフィリピンのソブリン債(各国の政府もしくは国際機関が発行し、保証をしている債券)を安定的からポジティブ(強気)に変更した。フィリピンの格付けはダブルBプラス(BB+)のままだが、来年は投資適格級となるトリプルBマイナス(BBB-)になることが確実視されている。

フィリピン株価総合指数だが来年は6500まで行くと見られている。まだまだ10パーセントは上昇するということ。しかしながら2010年7月にアキノ政権が誕生してからは現在まで74パーセント上昇しているので、上げ幅としては多少鈍化するのであろう。

海外投資家の動向も売りには出ておらず買い越しが続いている。国内投資家も買い支えているので急激な上昇もないかもしれないが、着実に上昇していくことだろう。

フィリピンのGDP(国内総生産)は東南アジアで突出した成長率を示しているし、アキノ大統領の積極的なインフラ投資も株価の上昇に一役買っている。来年もOFW(海外就労者)からの本国への送金も今年以上にあることだろう。

というのも今まで海外就労をするにはフィリピン政府のいろいろな縛りがあり、それにのっとった形でしか就労出来なかったのだが、最近はこの縛りに囚われない自由な海外就労者が出てきている。従ってなお一層海外就労がしやすくなっているからだ。

私の知り合いの女性(かなりの美人です)もちょっとシンガポールに働きに行ってくると言い残してシンガポールに行ってしまった。当初はすぐに帰ってくるのかと思っていたが、現地で楽しく働いている様子。こういったのも一つの例かもしれない。まあそれだけフィリピンも海外に行く事が一般的になり、自由になったということだ。

特にアセアン諸国とは相互ビザ免除協定があるので、フィリピン人といえどもアセアン諸国は基本的にビザなしで行き来できる。

訪日フィリピン人の数も増加してきている。特に観光客としての訪日客が増加してきている。今年9ヶ月間で観光としての入国者が対前年比71.7パーセント増、対前々年比9.3パーセントとかなりの増加だ。

日本の入国管理局もそろそろフィリピン人苛めを卒業していい頃なんじゃないかな。あれだけ中国人に対してビザの緩和をしておきながら、フィリピン人に対してはほとんどその傾向が見られなかった。

中国にビザの緩和をするくらいなら、フィリピンにもっとビザの緩和をしてもいいと思う。戦後ODA援助をあれだけ中国にしても相も変わらず糾弾に明け暮れる国と、同じように戦争で迷惑をかけても超親日的な国フィリピン。

そんな親日的な国フィリピンにビザの緩和くらい当たり前でしょう。いち早く安部政権にエールを送った国フィリピンと軍国主義が台頭してきたなどとのたもう国とどちらが大切なんですか?
           華原朋美写真集「Crystallize]より
あの華原朋美さんもフィリピンの孤児院でのボランティア活動を通じて「人間的に成長できるような気がする」とおっしゃってます。関係各所の方々もフィリピンでボランティア活動いかがですか。人間的に成長いたしますよ。

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2012.12.27 Thursday 01:39

世界都市指数

世界都市指数という数値が公表されている。

ウイキペディアによれば「世界主要66都市を評価の対象としており、「ビジネス活動」(加重平均30%)、「人的資本」(30%)、「情報流通」(15%)、「文化的経験」(15%)、「政治的関与」(10%)5つの分野、合計25の測定基準による総合評価によって順位を決めている。
調査結果によると、前回に続きニューヨークが世界最高であり、ロンドンパリ東京を含めたトップ4都市が世界をリードする都市として評価された」とある。

これに香港が5位に並んでいるが、この香港を入れてベスト5となる。今後10年から20年の間に北京と上海が上位に食い込んでくるだろうと予測している。現在は北京は14位、上海は21位につけている。
さてマニラだが51位。2008年には46位であったが前回も51位に転落している。これは他の都市が上昇したのにマニラはあまり変化がなかったからかもしれない。
(高速道路スカイウエーから見たマカティ市のビル群)

47位の大阪、このくらいの順位で低迷している。ここは橋下大阪市長、松井大阪府知事に頑張ってもらいたい。日本維新の会の国政参加もいいが、原点に戻り大阪の発展に寄与してもらいたいものだ。
大阪が47位、43位のバンコクよりもしたですよ。インドのムンバイやイスラエルのテルアビブにも負けているんですよ。
(写真はマニラ市内、リサール公園。手前のスペイン時代の建物はフィリピン観光省)

43位のバンコクだが実は2008年は22位、2010年は36位と相当に順位を落としている。これは政治的混乱や洪水などによるインフラの瓦解などによるものと考えられる。

やはり世界中から企業が集まったバンコクは指数の上では当然ながら順位が高い、やはり都市もグローバル化が必要ということなんだろう。

日本は失われた20年とか言われているが、これが30年になり、40年になりかけていることが判っているのだろうか?この失われた20年を30年にしないためには、国際化が一番必要と考える。

国際化をするに当たり一番欠けているものは何かと言えば、英語力である。フィリピンの場合約1000万人もの人たちが海外で就労している。そして外貨を年間1兆6500億円くらいフィリピンに送金している。それができるのもフィリピン人の英語力のなせる技である。

マニラもどんどん発展している。特にこの数年は猛烈な勢いで経済も発展している。これはBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)が急上昇したのも一因だ。アメリカなどのコールセンターが続々とオープンして一大コールセンター市場を作り出した。

いつまでも国際化と能書きをたれているばかりでなく、真の国際化を目指すためにもフィリピンに来て英語力をつけませんか。さもないと皆さんが馬鹿にしているマニラにどんどん追い越されてしまいますよ。
(写真はマニラ市内)

どうですか、フィリピンに来て英語を学んでみませんか?
お手伝いさせて頂きますよ!

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2012.12.26 Wednesday 00:09

フィリピンの前向き度

 先日アメリカの調査会社・ギャロップ社の国民「前向き度」調査が発表された。やはりと言うか当然と言うか、中南米諸国が圧倒的な強さをみせた。

パナマとパラグアイが同率で首位、2位はエルサルバドルとベネズエラが同率で続いた。「たくさん笑ったか」「面白いことがあったか」など単純な質問だけにちょっとした質問の加減で調査結果が変わることもあると思うが、なんと言ってもラテンの血は争えない。

5位はトリニダードトバコ、6位にタイ、7位にグアテマラ、8位にフィリピンが入る。9位エクアドル、10位コスタリカという結果だ。

中南米諸国は基本的にスペインの植民地であったのでスペイン語を話す。もちろんフィリピンもスペインの植民地であった。かつてはフィリピンも上流階級ではスペイン語を話したものだが、今はほとんど話す人を見かけなくなった。今は英語国になってしまった。

フィリピンはまだまだ貧富の差が大きい。でも貧しくても人生を楽しむすべは飛び抜けている。もちろん中南米もそうであるが、フィリピンもまた引けを取らない。江戸っ子は宵越しの銭は持たないと言われるが、フィリピンの庶民も同じだ。あればあったで使ってしまう。
「俺たちに明日はない」だったんですね。でもここのところのフィリピン経済の上昇で少しずつ変化が見えてきている。何が驚くというと、昔は銀行のATMカードなんかほとんどの人が持っていなかったのに、マニラでは中産階級が台頭してきているせいか銀行のATMの機械に行列ができている。
この国が少しでも良くなっていってくれればうれしいです。貧困のもたらす弊害がこの国にはまだまだいっぱいあるけれど、一歩一歩前進して良い国になっていって欲しい。

忘れるところだった、日本は59位でしたね。日本も閉塞感が漂っていたけど、先日の選挙で民主党が大敗、自民党が大勝したことで、少し光明が見えてきたのかもしれない。ここは安部政権頑張って日本を立て直してもらいたい。

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2012.12.25 Tuesday 01:45

フィリピン 美人度 2

今日はクリスマスです。フィリピンはどこに行っても「メリークリスマス」が飛び交っています。そんなわけで(全然理由にならないが)フィリピン美人度をもう一度取り上げよう。

ミスユニバース(Miss Universe)の国別トップ10ランキングという統計がある。これによれば1位はアメリカ、2位ベネズエラ、3位プエルトリコとなっている。7位に日本、8位フィリピン、日本もなかなかやるじゃないですか。

日本人の優勝者が2名、フィリピンも2名。入賞者が7名ずつと並んでいる。ファイナリストの数でちょっと負けています。でもこれは2011年までの統計、今年のミスユニバースは優勝アメリカ、1位フィリピン、2位ベネズエラ、3位オーストラリアとなったので、フィリピンが日本に競り勝ちました。入賞者が8名になりましたからね。

これがミスインターナショナル(Miss International)の国別ランキングとなると1位ベネズエラ、2位フィリピン、3位アメリカとなり、フィリピンは世界中で2位ですよ。

ミスアース(Miss Earth)となると1位ブラジル、2位ベネズエラ、3位フィリピンとなります。フィリピンは健闘していますね。
ミスツーリズムクイーンインターナショナル(Miss Tourism Queen International)の国別ランキングとなるとフィリピンは4位です。
世界4大ビューティページェントでは国別6位、6大ビューティページェントでは4位と美人度高し。
写真はどれもエレイン・ケイ・モール(Elaine Kay Moll)ミススープラインターナショナル(Supra International)6大世界大会の一つに3位入賞した女性です。
いい国に住んでいるんだなぁとつくづく思います。

メリークリスマス!!!
来年も皆様に幸運が訪れますように!!!

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2012.12.24 Monday 00:03

フィリピンの美人度

ここのところフィリピンの美人度は上がる一方だ。元々マレー系の血にスペインの血が混ざり、たくさんの美人をフィリピンは産出してきた。しかしいくら素材がいいと言っても、世界の舞台で活躍するにはその素材を磨きに磨かないと、当然ながら通用しない。

フィリピン女性がビューティコンテストで世界を相手に渡り歩けるようになれたのは、経済の発展と共に食生活の向上が関係しているのかもしれない。日本もかつてはスタイルの良い女性は少なかったが、今は欧米風の食事が一般化したせいか、スタイルの良い女性がかなり増えたと思う。昔からフィリピン女性はスタイルが良かったが、どちらかと言えば背が低いのが玉に瑕であった。

もちろんビューティコンテストに出場しようという女性はただ単にスタイルが良くて美人であることだけでは成り立たない。当たり前だが教養や知性などが大きなファクターだ。それらが全て揃って初めてスタートラインに立てる。

フィリピン女性候補者の強みは何と言っても英語力だろう。それに表現力。特に英語力はかなり重要な要素だ。英語がうまくしゃべれなければ審査員にアピールすることは不可能だ。しかもフィリピン人は表現力も豊かなので、自分をアピールすることには適している。

今年2012年はフィリピン女性がビューティコンテストでかなりの成績を挙げている。
Miss Universe(ミスユニバース)First Runner Up(準ミス)
Miss Earth(ミスアース)First Runner Up(準ミス)
Miss World(ミスワールド)Top15
Miss International(ミスインターナショナル)Top15
といったところだ。

残念ながらまだ優勝者はいない。しかしまだ残っているのです。12月28日に北京で行われるMiss Tourism Queen International(ミスツーリズムクイーンインターナショナル)がそれだ。
ここにフィリピン代表イサベラ・マニョン嬢が出場します。
素敵な女性でしょう?優勝すると思いませんか?
この清楚な美しさ!
時には野生的に!

彼女が優勝することを祈りましょう。
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2012.12.23 Sunday 08:09

フィリピン経済の強さ 4 + 美人度格付け

20日格付け会社S&P(スターアンドプアーズ)がフィリピンの格付け見通しを安定的からポジティブへ格上げした。今年の7月にもフィリピンの格付けを「BBプラス・安定的」に格上げしたばかりで、同じ「BBプラス」だが見通しは「安定的」から「ポジティブ(強気)」となった。

「安定的」と「強気」の違いは格付けが「変わりそうもない」か「変わりそう」かの違いとなる。要するにあと数年は格付け見直しは行われないと言っていたものが見直しをすることになりそうですよと変わったのです。

19日の世界銀行の改訂版発表ではフィリピンの2012年GDP(国内総生産)は6パーセント。2013年予想では6.2パーセント、2014年は6.4パーセントとしている。今年も来年もフィリピンやインドネシアの高成長がアジア圏の景気を牽引しそうだ。

この景気の原因はやはり内需の強さであろう。昨日のブログの話題は「人口抑制法案」だったが、この人口増加が内需を牽引している。一部の金持ちから末端の貧乏人にもう少しお金が流れるようになれば、ますますこの傾向は強まっていくことであろう。

というわけで来年の経済予想は強気に行きましょう。

フィリピン経済の格付けばかりでは面白くないので、この度ラスベガスで行われたばかりのミスユニバース世界大会に出場したジャニン・トゥゴノンさんの格付けを発表します。
「準ミスユニバース」に輝きました。First Runner up(1位入賞)なので惜しくも優勝は逃してけれど、実力はあったんですよね。
いつも言っていることですが、フィリピンの美人度は高いですね。
フィリピン経済の格付けもどんどん上がりますが、フィリピン女性の美人度もどんどん上がります。
来年は両方ともますます上がってくれるとうれしいですね。

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2012.12.22 Saturday 00:25

フィリピン人口抑制法案

フィリピンと日本の関係はかなり昔からあったと思うが、有名になったのは呂宋助左衛門(るそんすけざえもん)あたりからだろうか。堺の商人助左衛門がマニラに渡り日本人村に住み着いたとされている。

カトリックとの関係で言えば、助左衛門とほぼ同じ時代にキリシタン大名の高山右近がいる。大阪・高槻城の城主であった右近は当初はキリシタンとして加護を受けるが、徳川家康のキリシタン追放令により、マニラに出奔する。

マニラでは右近は大歓迎を受けるが、旅の疲れや気候の違いで数ヵ月後に死去する。右近の葬儀はイントラムロスの教会で執り行われた。
今でもマニラのパコに十字架を持った高山右近の像が飾られている。フィリピンとはカトリックを通して昔から繋がっていたのです。

そんなカトリックの国フィリピンで、このクリスマス休暇を前にして駆け込み採決で人口抑制法案が可決された。今まで10年間もたなざらしになっていた法案だ。これはカトリック司教協議会(CBCP)がずっと反対を唱えていたので成立しなかった法案だ。
サンアグスティン教会(世界遺産) マニラ・イントラムロス
この法案自体はそれほど過激な内容は含まれていない。要するに性教育の徹底や貧困層への避妊具の配布などが盛り込まれている。上下院での争点となったのは「10歳から公立学校において性教育の実施」、「未成年者への避妊具の配布などは保護者の同意が必要」などが審議されたが決定された。

「人口があまりにも増大することによって貧困はますます増大する」と国際機関の専門家などが指摘していた。しかしながらカトリック司教協議会の反対でカトリック信者の間では避妊が公に認められてこなかった。

カトリック司教協議会は避妊具の使用禁止をうたっているのだが、避妊だけでなく性病の蔓延も大きな問題である。とりあえずアキノ大統領のリーダーシップが発揮された案件であった。これによってカトリック司教協議会はアキノ政権にかなり反発している。
マニラ大聖堂 マニラ・イントラムロス

この法案の次は離婚合法化法案が審議される予定。この法案もカトリック司教協議会が断固として反対してきた案件だ。宗教が政治に口を出してはいけないと思うのだが、国民の80パーセントがカトリック教徒のこの国ではカトリック教会はすごい力を持っている。

フィリピンでは基本的には離婚できないが、全くというわけでもない。どこの国でもある程度一緒と思うが、お金を持っている人は高額の弁護士料と関係各所にばら撒くお金でもって離婚は可能だ。しかしながらほんの少数である。

世界的に見ても、2011年に地中海に浮かぶ国、マルタが離婚を合法化したが、未だに離婚を認めていないのはバチカン市国とフィリピンである。

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