2013.01.31 Thursday 08:29

フィリピン、中国に対抗。南沙諸島配備兵2.5倍に

 フィリピンが中国と領土問題でもめている南沙諸島(スプラトリー諸島)、その南沙諸島でフィリピンが実効支配する島や礁に、昨年11月、約50名の駐留国軍兵士を約125名に増強した。

このフィリピンと中国の領土問題に関しては「フィリピンと日本の軍事協力 スプラトリー諸島」でも述べたが、ここのところ益々エスカレートしてきている。

今月22日、フィリピンはスプラトリー諸島の中国との領土問題に関して国際仲裁裁判所に提訴することを決定した。ここのところ中国が南シナ海への取締りを強化しつつあることを受けてのフィリピン政府、アキノ大統領の決断だ。

世界164カ国が批准する国連海洋法条約において、紛争解決手段として以下の4つの裁判所への提訴がある。
1 国際海洋法裁判所
2 国際司法裁判所
3 仲裁裁判所
4 特別仲裁裁判所
しかしながら1,2は相手国が受け入れなければ提訴できないという弱点がある。日本も現在、保留しているが竹島問題において国際司法裁判所に韓国を提訴する構えを見せました。しかし韓国が同意しなければ裁判にならないのと一緒のことです。

ただし仲裁裁判所はちょっと違います。1,2においては条約締結時に受け入れ宣言をしていることが条件だが、仲裁裁判所はあらかじめ受け入れているとみなされるので、フィリピンはこちらを選んだわけです。しかし本来ならば国際海洋法裁判所に訴えるのが筋ですので、この辺は何とも言えないところです。

昨年12月、フィリピンのデルロサリオ外務長官が英国のフィナンシャルタイムズに語った「日本は憲法を改正してでも軍備拡張に力を注いで欲しい」との言動。また米国のマイケ ル・グリーン元国家安全保障会議アジア上級部長も「日本が東南アジアにおいて軍備を拡張することの脅威を東南アジア諸国は感じていない。むしろ中国との軍事バランスの上で日本に軍備拡張を望んでいる」と述べた。

またフィリピンの政権与党の下院議員2名が日本の再軍備を支持すると表明しています。ここはフィリピンなど東南アジア諸国のためにも日本が一肌脱ぐところではないでしょうか。

しかし、この小国フィリピン。中国相手に堂々と戦う姿勢は見事です。現在の安倍政権は違いますが、前政権などの弱腰を見ていた筆者には情けないというか、虚しい心境でした。中国とけんかをしろということではなく、堂々と主張するべきところは主張するというのが当たり前です。

小国フィリピンが中国相手に戦いを挑んでいる姿はかつて小兵、舞の海が大きな力士を相手に取った相撲にも似た爽快感を感じます。

中国海軍潜水艦
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2013.01.30 Wednesday 01:57

セブパシフィック航空の躍進

 フィリピンのLCC(格安航空会社)セブパシフィック航空が躍進している。昨年の旅客数が1326万人となり、前年比11パーセント増となりました。セブパシフィック航空は国内線のみならず国際線にも積極的に路線を拡充しています。今年は日本の路線も拡大する可能性が高いです。
一方、赤字続きのフィリピン航空も今までルシオ・タン会長が単独で率いていましたが、サンミゲルグループが参入し現在ではフィリピン航空株の49パーセントを持つにいたりました。ルシオ・タン会長が相変わらず51パーセントの株を持っていますが、これからサンミゲルグループがどんな力を発揮していくか楽しみです。サンミゲルはフィリピンの有名なビールです。
今年10月7日からセブパシフィック航空はマニラ・ドバイ直行便をデイリーで運行します。今までは近距離の東南アジアを主にエアバスA320・190を使用して拡大してきましたが、ドバイ便はエアバスA330-300を使用します。当然ながら全席エコノミー。通常ならば300席くらいのものですが、400席を超える座席数となります。一説には440席との噂も。WIFIが全席に装備というのもフィリピンらしいです。
昨年はマニラ・ハノイ(ベトナム)、マニラ・シェムリアップ(カンボジア)、マニラ・アモイ(中国)、セブ・バンコク(タイ)、セブ・クアラルンプール(マレーシア)、イロイロ・香港、イロイロ・シンガポールなどを新規に開始しました。
もちろん、これまでにマニラ・香港やマニラ・シンガポールはそれぞれデイリーで4便、5便など主要路線はかなりの数を飛ばしています。現状ではエアバスを42機所有しています。

国際線では前年比軒並み2桁増となりました。マレーシア21パーセント増、台湾22パーセント、中国29パーセント、ベトナム30パーセント、ブルネイ32パーセントなどです。

今後エアバスA330を8機まで増加、ドバイを始め、アメリカ、ヨーロッパなど長距離路線を飛ばしていく予定です。それと今回エアバスA320に猿臂低減装置(シャークレット)を取り付けた機材をいち早く導入しました。

何と言ってもセブパシフィック航空の功績は今まで飛行機は高くて乗れなかったフィリピンの庶民が船と同じように普通に乗れるようになってきたこと。かつてはマニラ:セブの往復は3万円くらいしていたものが、いまや1万円以下、プロモ料金ならば5000円くらいで往復できてしまいます。

これは日本でも同じような現象が起きました。大阪・マニラのセブパシフィック就航以来、今までフィリピンに興味も何もない人たちがフィリピンに行くようになりました。それは何と言っても安さ!フィリピンのマニラ、どんなところかわからないけど安いからとチケットを買ってしまった人がかなりいます。往復1万5千円くらいですからね。

セブパシフィック航空の楽しさは何と言っても機内にある。若いキャビンアテンダントがビールやソフトドリンクを売りにきます。もちろんホットミールもありますし、サンドイッチなんかも売っています。
これは約600円のチキンアドボライス。甘辛い鶏の煮込みと考えてもらえればいいでしょう。なかなかおいしいですよ。
それに機内でのゲーム大会。たいしたものをくれる訳でもないけど、結構楽しめます。簡単なものを指定して、それを最初に見せた人がセブパシフィック航空のグッズをゲットできます。こんなポーチとかが景品です。
もうひとつ。
あなたも格安のセブパシフィック航空に乗って、こんなグッズをゲットしてみませんか。

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2013.01.29 Tuesday 00:03

消費者意識の回復力 日本とフィリピン

 アジア・太平洋・中東地域の消費者意識の回復力調査というのが、世界的なクレジットカード会社のマスターカードワールドワイドが発表しました。(以下のデータはマスターカードワールドワイドからの出典)
この調査は減速する世界経済成長の中、特に商品の輸出低迷から消費者意識の回復に対する影響について評価しています。

減速する経済を乗り切る潜在力を持っている市場、商品の輸出低迷に対する回復力がある市場は消費者意識が最も高いという結果となった。

消費者意識が低く商品の輸出低迷に対して脆弱な市場では、潜在的な経済回復力も最も低いという結果が出ています。

ここで順位を見てみよう。以下の3国が「比較的回復力が高い」というカテゴリーの国です。
 1 日本
 1 香港
 2 フィリピン
以下が「中立」というカテゴリーの国です。
 3 インドネシア
 3 タイ
 4 台湾
 4 インド
 5 中国
以下が「比較的脆弱性が高い」というカテゴリーの国です。
 6 オーストラリア
 7 ニュージーランド
 8 韓国
 8 マレーシア
 9 ベトナム
以下が「非常に脆弱性が高い」というカテゴリーの国です。
  10 シンガポール
  11 サウジアラビア
  12 クウェート
  13 アラブ首長国連邦
日本と香港が同率1位。そして何と2位にフィリピンが来ました。しかも「比較的回復力が高い」というカテゴリーに入っています。

世界的な経済の減速は輸出に対する需要も低迷するということです。従って好調な経済成長を維持するためには、個人消費を中心とした国内需要を活用することが重要です。

国内消費規模の大きい日本やフィリピンが高位置になりますが、香港やシンガポールに関しては市場の特性により一般的な性向とは違うようです。

しかしこの調査でフィリピンが上位に食い込んできたというのは実にうれしいことです。日本とフィリピン、頑張って早くこの世界的経済の減速傾向から脱出しましょう。そしてどんどん成長しましょう。景気はやはり気の持ちようです。

フィリピンの出稼ぎ労働者、一説には900万人とも言われている人たちが、せっせと外国で汗水流して働いて、せっせと外貨をフィリピンに送金する。この額も年々上昇してあと何年かで年間2兆円超になるでしょう。
フィリピンで暮らしている家族はこの送金でおいしいものを食べて、楽しく暮らす。母屋でおかゆをすすって、離れですき焼きを食べる構図だっていいじゃありませんか。頑張ってすき焼き食べて経済を成長させましょう。

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2013.01.28 Monday 00:01

NAIA 3 (ニノイアキノ国際空港ターミナル3)案内 3

今回が「NAIAターミナル3案内」の最後となります。今回は今まであまりご紹介されていないところをご紹介しようと思います。

税関を抜けて左のメイン通路に行くと、右側にデューティフリー、そしてレストランが並んでいます。その右側のレストランの裏側が各ゲートとなっています。
デューティーフリーの裏側がゲート115番くらいになります。先に進むと番号が若くなっていきます。
この通路の左側がどうなっているかと言うと、まだお店が入っていないのでまだ工事中と言った感じになっています。
この中をちょっと覗いてみるとこんな感じです。
ここで簡単な見取り図をのせておきましょう。

電話ボックスもあります。ここで国内、国際、携帯電話に電話をかけられます。背の低い人も使えるように低く設置したボックスもあります。この辺はフィリピンにしてはなかなかの出来です。
電話をかけるのに使えるのは10ペソ、5ペソ、1ペソコイン。
最後にやはり一番樹になるところ、トイレです。正直言って、ターミナル2やターミナル1に関してはトイレでお金をせびられたなどの苦情が絶えなかったのですが、ここターミナル3はいいですよ。手を洗っているところにちゃんとペーパーを持ってきてくれて、しかも全くお金をせびりません。
手拭のペーパーやドライヤーも完備されています。トイレの中も清潔でもちろんトイレットペーパーもちゃんとあります。
ちゃんときれいに掃除していますので、気持ちよくトイレを使うことができます。その上、ちゃんと手の消毒もできるように消毒液も完備されています。ここがすごいのですが、これが空になっておらず、ちゃんと出てくるんです。フィリピンの場合は一番最初は入っていても補充はほったらかしなんて当たり前の世界なんです。
ちゃんと自分で試してみました。これってすごい!
日本だったら当たり前なんですが、この当たり前がなかなかないのがフィリピンです。
喜んだ後にちょっと複雑な気分になりました。

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2013.01.27 Sunday 00:02

NAIA 3 (ニノイアキノ国際空港ターミナル3)案内 2

昨日からの続きです。
「The Great Man Han」という中華系のお店が最初に出会うレストランです。
次は「Kaishu」という和食系のヌードルハウスです。
通路の真ん中にもサンドイッチや飲み物を扱っている店が何軒かあります。
この先にはシアトルズコーヒーがあります。
本屋さんがあります。
コーヒーショップもいろいろなタイプがあります。
Tokyo Cafeなんていうのもあります。
Bo's Coffeeでよくフローズンモカとかの甘いコーヒーアイスクリームみたいなものを食べます。
アイスクリーム屋さんもありますよ。
葉巻屋さんもあります。長さ60,70センチの葉巻が飾られています。
両替屋さんです。市中の両替と比べると1万円で100から150ペソくらいレートが悪いです。
雑貨屋さんもあります。
フィリピンのお土産を売っている店があります。
ここではフィリピンのお持ち帰りのアイスクリームが買えます。日本にお土産で持って帰ることができます。
喫煙ルームもありますが、コーヒーショップになっています。
ただし未成年は入れませんので、念のため。

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2013.01.26 Saturday 00:05

NAIA 3 (ニノイアキノ国際空港ターミナル3)案内

フィリピンの玄関マニラ。そのマニラの国際空港がニノイ・アキノ・インターナショナル・エアポート、通称NAIA(ナイア)である。

この空港の不思議は前に「NAIA(ニノイアキノ国際空港)の変」で書かせていただきました。今回はこの一番新しい空港の案内をしてみたいと思います。

現在、このターミナル3はセブパシフィック、エアーフィル・エクスプレス、全日空などが使用しています。ほとんどの部分をセブパシフィック航空が使用しているので、専用ターミナルかと錯覚してしまうほど。です
とりあえずチェックイン。ターミナルに入って一番右側がセブパシフィック航空のインターナショナル、そして順次国内線のチェックインカウンターが並んでいます。逆に全日空などは反対の入って左の端にチェックインカウンターがあります。

次にイミグレーション(入国管理)ですが、そこに入る前にセキュリティーがパスポートと搭乗券をチェックします。そこを入るとすぐに550ペソの空港税を払うカウンターがあります。搭乗券と550ペソを出せば搭乗券に支払いのステッカーと領収書をくれます。
ここを抜ければイミグレーションからカスタムはすぐです。カスタムでは昔は靴を脱ぎ、ベルトもはずしましたが、最近は靴は履いたまま、ベルトもはずさなくてもいいみたいです。
上の写真がカスタムの検査を抜けてきたところです。奥に見えるのがイミグレーションです。
カスタムを抜けたところはデューティーフリーになっています。簡単な化粧品とお酒、タバコくらいで、ほとんど買うものはないようです。
右手は国内線のターミナルになっていて、ガラスの仕切りで区切られています。
デューティーフリーを右手に見ながら進んでいくと最初にグローブとスマートの携帯会社の小さなブースがあります。ここでは海外で使えるシムカードとプリペイドカードを売っています。このシムがあれば日本にいてもフィリピンに携帯メール(テックス)もできますし、もちろん安価でフィリピンに電話をかけることもできます。(これは便利です)
ここを抜けると最初のレストランが現れます。中華系のお店です。ヌードルや肉まん、サンドイッチなどを食べられます。結構きれいなウエートレスさんがいて、ここでドライマンゴなんかも売っています。
ウエートレスのお姉さんがなかなか美人だったので、ついついここでサンドイッチとペプシを頼んでしましました。空港の中の店としてはかなり安いです。サンドイッチ100ペソ。ペプシMAXの缶が55ペソ。かなり良心的です。ドライマンゴはいくらか聞き逃しましたが、他の店と比べたらたぶん安いと思います。

この続きはまた明日です。

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2013.01.25 Friday 00:03

フィリピン 南沙諸島問題で中国を国際裁判所に提訴の方向

フィリピン外務省のデルロサリオ外務長官は22日、南シナ海の南沙諸島の領有権問題で中国を国際仲裁裁判所に提訴すると発表した。

1991年米軍がフィリピンクラーク空軍基地とスービック海軍基地を引き払った。当時フィリピンでは民族運動が起きており、しかも1991年にピナツボ火山の爆発により両基地は2メートルもの火山灰に覆われ使用不能状態になった。上院で米軍の基地継続の審議は否決され、フィリピンに両基地は返還された。

そのアメリカ軍の撤退の隙にスプラットリー環礁に中国が領有権を主張して居座ってしまった。やはりアメリカ軍の後ろ盾というのは非常に大きいものがあるし、ちょっと隙を見せればこういった事態に発展してしまうといういい例だ。この件に関しては「フィリピンと日本の軍事協力 スプラトリー諸島」を参照してください。

日本も米軍と沖縄において問題を抱えているが、沖縄の皆さんには申し訳ないが、フィリピンのこの事例が、米軍の影響力が無くなった途端どうなるかの指針となるような気がする。

アルジェリアの事件がなければ、安倍首相がインドネシアで発表することになっていた「ASEAN外交5原則」
1 普遍的価値の定着と拡大
2 法が支配する海洋をともに守る
3 経済連携の強化
4 文化交流の拡充
5 若い世代の交流促進
2番目の海洋安全保障に関してはフィリピン、ベトナム等の国々と連携して中国への抑止力となっていくであろう。

しかしここでの眼目は3の経済連携の強化、4の文化交流の拡充、5の若い世代の交流促進だ。今まで日本はODAではお金を出してきたが、本気でフィリピン、その他のアセアン諸国と付き合おうとはしてこなかった。

フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシアなどの国々からの留学生がどれだけ日本に来ているというのか。今回安倍首相がアジア諸国から3万人の若者を日本に招待することを表明した。遅すぎるとは言え、評価したい。
先般デルロサリオ外務長官が日本の軍備力増強に関して、中国の台頭の抑止として日本に頑張ってもらいたいとのメッセージを送った。フィリピンと日本、これからも政治、経済、文化あらゆる分野でもっと深い付き合いをしていかなくてはいけない。
そのためにも日本の皆さんにはフィリピンへの偏見を無くしていただきたいと切に願うしだいです。

ちょっと、今日はへんに力が入りすぎちゃったかな?明日は力を抜いていきましょう。

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2013.01.24 Thursday 00:03

フィリピン 2012年に流行ったヒト・コト・モノ

「アジアのGDP上位10カ国 2012年トレンド調査」2012年流行ランキング 各国のトレンドTOP10という調査が東京のアウン・コンサルティング社が行った。(以下の資料は同社の統計資料にからの出典)

フィリピン編では上位10位はこうなっている。
 1 ガンナムスタイル(韓国人PSYの曲)(PSYはサイと読みます)
 2 スマートフォン
 3 フェイスブック
 4 タブレット端末
 5 K-POP
 6 SIMSIMI(チャットロボット)
 7 韓国料理
 8 TOYCON(アニメイベント)
 9 レディガガ
  10 Comic Alley(アニメグッズ販売ショップ)

1位はユーチューブで大ヒットしたPSYのガンナムスタイル(江南スタイル)(Gangnum Style)、世界中で8億回再生されたと言われているが、フィリピンでも大人気だった。どこに行ってもガンナムスタイルがかかり、あの映像がフィリピンでは洪水のように流れていました(フィリピン人受けするのは大納得)
アメリカでは途中で何度も出てくるフレーズが「オッパヌン カンナムスタイル」、これがアメリカ人には「オープン コンドームスター」に聞こえるということでヒットしたという説もあります。

5位のK-POP、7位の韓国料理と並びフィリピンでは韓国旋風が吹き荒れた1年でした。2012年はフィリピンへの韓国人の入国者が初めて100万人を超えました。日本人が41万人くらいですのでどんどん差が開いています。

アニメなどでは日本の影響力はかなりのものがありますが、simsimiは韓国生まれ、スマートフォンやタブレット端末は韓国勢の独壇場の感があります。こうやって考えると10項目中6項目までが韓国の影響力の元にあるということです。しかも皆上位に位置しています。

日本もあれだけODAでフィリピンに貢献しているのに、日本の影響力が各所に見られないのは実に残念なこどです。
2013年はフィリピンでの日本の影響力を増大させるために頑張りたいと思っています。皆さん応援してください。
 
そう言えば日本がODAで供与した原子力発電所は結局一度も使われずに廃炉になりました。
日本の勝手なODAも問題だけれど、それを廃炉にしたフィリピンもなかなかの選択だったと思いませんか?
福島原発を考えると意外と日本人もいい加減なところがあるような気がしますが、フィリピン人もちょっと(?)いい加減なところがあるのでね。

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2013.01.23 Wednesday 00:02

2012年レガタム繁栄幸福指数 フィリピンの順位は67位

ロンドンが基盤となっているレガタム協会が毎年出している繁栄幸福指数というものがある。この指数は世界142カ国での調査に基づいていて、89の要素を8つのカテゴリに分けて指数を算出している。

8つのカテゴリとは以下のように分類される。
1 経済
2 起業機会
3 政府統治
4 教育
5 健康
6 安全度
7 個人自由度
8 社会資本

世界で最も幸せな国民はこの指数で1位となったノルウエイです。以下デンマーク、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランドと続きます。やはり北欧諸国はどの国も上位にランクされています。いろいろな指数での評価がありますが、北欧は圧倒的に強いですね。

アメリカは10位から12位に後退してしました。

アセアン諸国と周辺国を見てみましょう。
  18位 香港
  19位 シンガポール
  20位 台湾
  22位 日本
  45位 マレーシア
  53位 ベトナム
  55位 中国
  56位 タイ
  63位 インドネシア
  67位 フィリピン
  82位 ラオス
107位 カンボジア

22位の日本も67位のフィリピンもちょっと寂しいですね。もう少し順位が上がってもいいと思いますがどうお思いにないますか。日本は健康に関しては6位と相当に順位が高く、経済も12位とかなり上位ですが、個人の自由度となると42位、その他の項目が大体20位前後であるのと比べると個人の自由度は相当に低いということになります。
フィリピンは経済が47位、個人自由度が55位で上位に来ますが、安全度は112位とかなり低く、健康に関しても93位とかなり低くなっています。
健康、安全度が圧倒的に高い日本から健康、安全度が非常に低いフィリピンへという構図もなかなか面白いですね。最も健康や安全度が低くても行くだけの違うもっと大きなメリットがあるということだと思います。
個人的見解で言えば、フィリピンの躍動するダイナミズムというか、圧倒的に若い世代が発散するエネルギーの息吹を感じるだけで自分も生き生きとしてくるのを感じます。日本で老人クラブに入って渋茶をすすったりゲートボールするよりも、いろいろと問題はあってもフィリピンで若い人たちに混じって動き回るほうが面白い。
確かに日本にいれば安全であり健康的に暮らせるのかもしれないが、そのぬるま湯の中では冒険もロマンも生まれない。フィリピンには危険もあるが、それに見合うだけの手ごたえもまた存在する。

個人自由度の低い日本人はやはりフィリピンに来ても、自由度が一段と低くなり、フィリピンでは楽しく過ごせないような気がする。

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2013.01.22 Tuesday 00:02

グラビアアイドル「樹里」とカサマニラ(Casa Manila)

2001年、まだ若いグラビアアイドル「樹里」が16歳でデビューした。上野樹里ではありません。単なる樹里と言う名前のグラビアアイドルです。

デビューと同年に最初の写真集が発売されました。「Jyuri 16]と言う写真集です。当時テレビ朝日で「テレ朝エンジェルアイ」と言う番組を放送していて、そのマスコットガール4人のうちの一人に選ばれてテレビに出ていました。
順調な滑り出しで、当時のフィリピン航空日本支店のキャンペーンガールにもなり、第二の写真集をマニラで撮ることになりました。
その写真集の撮影地に選ばれたのはイントラムロス(Intramuros)の中のカサマニラ(Casa Manila)。カサマニラというのはイントラムロスというスペイン時代の城塞都市の
中にあるかつてのお金持ち家。現在は博物館やレストラン、民芸品店などで全体が構成されている。
もちろん写真集は水着ではありません。身体の線は強調されているような衣装だったが、決してひんしゅくを買うような衣装ではなかったです。残念でした(笑)。
スペイン時代のパティオ(中庭)もカサマニラにもあり、石畳も周囲の様相も昔のスペインを髣髴とさせ素敵です。この左手が博物館になっています。
この樹里ちゃんの写真が出てきました。このカサマニラの向かいにある世界遺産サンアグスティン教会の前で撮った写真です。16歳の樹里ちゃんの隣にいる男は筆者です。樹里ちゃんの衣装は写真集の写真に使った衣装です。(懐かしい)
結局、残念ながらいろいろな理由でこの写真集は刊行されませんでした。そしてその樹里ちゃんもいまや29歳。最近は全く見なくなってしまいましたが、また活躍していただきたいと心から願っています。またフィリピンで写真集撮りましょう。今度は水着でね。

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